初めのログ組
2X4材をキャリヤから降ろしログ組を始めます。
先ず前面と後面の一段目はハーフログになりますので半分にカットしてからの設置になります。
両サイドは通常のログ組です。
ログ材ノッチ加工
ノッチ加工とは、ログ材の交差する部分をカットする事です。
丸太材を使った場合、交差する部分は相手に合わせて丸くカットしなければなりません。
今回、使用する角材の場合は直線で良いのでカットが楽です。但し、木材の収縮による隙間が出来易いのが欠点です。
それでは、ノッチ加工を行って行きたいと思います。
先ずは、既に必要な長さにカットした木材を効率的に作業する為に木材を10本まとめて荷縛り用ベルトで固定して刻みを電動丸ノコで入れて行きます。
寸法は、幅は材の厚み39mm-(0.5mm~1mm)で、深さは材の高さ89mmの半分44.5mm-(0.5mm~1mm)です。ここは多少、少な目でOKです。
次に刻みを入れた木材を1本づつ横にしてノミでカットします。柾目の部分は一発でカット出来ます。
節の部分に当たった場合は一発でカット出来無い為、数回に分けて刻んで行きます。
ログ組開始
ノッチ加工が終わったらログ材を一段づつ積んで行きます。
既に何段か組んだ処。
先ずは下の材にコーキング材を引いて行きます。(量は上の材を乗せた時にはみ出すかはみ出さない程度)
上の材を乗せたら位置を調整して(大まかな位置を決めるのにこの様な治具を作りました。上の写真中央に写っているのですが、拡大写真を撮るのを忘れたので手書き図面です。)
位置が決まったら900mm間隔でコーススレッド120mmをインパクトドライバーで打ち込んで行きます。
使用するコーススレッドは半ネジタイプで二つの材を強固に密着する方向に力が加わります。
ログ材を一段組んだら、通しボルトの穴開けを行います。(4箇所)
正確な穴開けの為に2X6材で治具を作ります。
慎重に垂直な穴を開けて製作しました。
当初、通しボルトは3/8インチ(約9.5mm)X3000mmの物を使うので10mmの穴を開ければ良いと思い10mmのドリルビットで開けたのですが、実際に通しボルトを入れて見るときつく、とても3000mmを通せないので、13mmのドリルビットに変更しました。
後は、約3m、33段のログを同じように組んで行きます。
10段目を組み終わった処。
手前の材は開口部が大きい為、外に広がって行くのを抑える仮止めです。
ここから本業の仕事が忙しくなりますので、しばらく作業はお休みです。
しっかりブルーシートで養生します。
今回購入した部材一覧
2X4材10フィート 690円×20=13,800円
2X4材12フィート 698円×30=20,940円
2X4材14フィート 880円×20=17,600円
ブルー作業シート 345円×4=1,380円
シーリング材 189円×30=5,670円
ロングドリルビッド10mm 1008円
ロングドリルビッド13mm 1306円
全ネジボルト3/8×3000mm 232円×4=928円
以上ジョイフル本田にて購入
スプリングクランプ 158円×8=1,264円
コーススレッド 478円×2=956円
以上カインズホームにて購入
合計金額64,852円
ここまでの累計97,472円