アンカーボルト設置
モルタルも完全に固まり、次は土台の固定の為のアンカーボルト設置を行います。
土台となる木材(米栂防腐材90mm×90mm×4000mm)を基礎に合わせてカットし仮置きします。
まずは、アンカーボルト設置の為、空けておいたブロックの穴位置に合わせて土台木材に穴あけします。
アンカーボルトが土台より飛び出さない様にナットと座金の厚さ分プラス5mm位、座グリ加工をします。
穴とアンカーボルトの位置が合う様にブロックの穴にモルタルを半分程度入れたら土台にアンカーボルトを仮止めしてモルタルの中に押し込みます。
アンカーボルトの位置を微調整したらナットを外して土台を抜いたらブロックの上までモルタルを入れて上面をならします。
4か所8本のアンカーボルトの設置が終わったら、力の掛かる所なのでモルタルが完全に固まるまで最低3日は養生します。
尚、アンカーボルトの横のカット部分は通しボルトの逃げの為です。
小動物対策
ここは埼玉の山の中、いろいろな野生動物がいます。
春には猿がファミリーであちこち走り回っていますし、猪は畑を荒らし回り、鹿は道路に飛び出して車と衝突などは日常茶飯事であり、我が家の軽自動車も鹿と激突して廃車になりました。
このような場所ですので、小動物は何がどれだけいるのかも分からないので床下に入り込まれない様に、すかしブロック内側に網を張りました。(もちろん4か所共に耐久性を考えてステンレス製の網にステンレス製のステーをコンクリートビスで固定)
これで小動物が床下に入り込み巣作りされたり、糞尿の被害が防げます。
最近では市街地でもハクビシンとかの被害もよく聞くので、全ての住宅でもこの様な対策が必要だと思います。
土台~大引の設置
アンカーボルトのモルタルも充分固まり(仕事の都合で1週間経ちました)土台の固定と大引を設置します。
土台は縦横の隙間ができないように先に内側からコーススレッドネジ2本を斜めに打ち込みます。(4か所共)
それからアンカーボルトのナットを締めれば隙間が出来ません。
大引には、土台と同じ木材(米栂防腐材90mm×90mm×4000mm)を実際のサイズを確認の上2,626mmにカットして使用します。
ブロック基礎は幅100mm、土台は90mmなので、10mmの大引を受ける部分が有りますが、当然そのサイズでは強度的に不足なので、補強の為受け金具にアメリカ生まれの2x4DIY用コネクター SIMPSON(シンプソン)金具LUS44ダブルシェアハンガーを使用します。
この金具は強度的に良く考えられており頑強な土台が出来ます。
土台~大引完成
これで基礎工事は完了です。
次回はいよいよログ組の開始です。
今回購入した部材一覧
米栂防腐大引90mm×90mm×4000mm 1,980円×7本=13,860円
アンカーボルト、ナット、座金、ワッシャー 80円×8=640円
シンプソン金具LUS44 200円×6個=1,200円
以上ジョイフル本田にて購入
丸釘(10本) 68円×2袋=136円
コーススレッド 478円
以上カインズホームにて購入
合計 16,314円
ここまでの累計32,620円